1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | TOTAL | |
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並木ジャイアンツ | 1 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 1 | 7 |
並木メッツ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 |
このチームで迎える最後の公式戦。相手はこれまでも幾度となく好勝負を繰りひろげてきた、同じ金沢区の並木メッツさん。ここ数ヶ月シースタでチームメートとして活動してきた6年生同士の対戦に。
初回先頭バッターのクリーンヒット、犠牲フライからまずは先制。
守備はいつもとバッテリーが入れ替わり、立ち上がりが心配されたものの、3三振と上々の立ち上がりを見せる。
しかし2回裏、相手主軸の連打とスクイズで2点を失い逆転を許してしまう。
3回表、連続四球からバントヒット、ここで2塁ランナーがホームを狙うも惜しくもタッチアウト。続くバッターも打ち取られツーアウト。これでツーアウト2,3塁、いつもの嫌な流れが頭をよぎったが、ここで4番が値千金の逆転ツーベースを放つ。
4回途中からは相手エースを引っ張りだし、要所要所は抑えられながらも、この日絶好調4番のホームランも含めた長短打を絡め、小刻みに点を重ねて4点差で最終回を迎えた。
最終回も危なげなくツーアウトまでこぎつけるも、サードのエラーから出塁を許す。これまた嫌な流れが頭をよぎったが、最後のバッターを三振に打ち取り、ゲームセット。無傷の3連勝で21世紀カップ卒業大会初優勝を飾りました!
10安打しながら7得点、守備や走塁の凡ミスもあったりと、最後までこの代らしさ満載のゲームでした。
振り返ると低学年大会から数えること準優勝が5回、3位が3回と、あと一歩のところで何度も何度も優勝を逃してきました。その中でも本当に力負けしたと自分たちが感じた相手チームはいくつあったでしょうか。負けた時には相手チームではなく、いつも最後は自分たちに負けていたように思われます。
「積極性」「気持ち」「声」、君たちが昨年初に掲げた目標は、野球をやっていく上だけでなく、これからの人生歩んでいく上でも大切な心掛けです。だからこそ君たちには、最後も懲りずにこの言葉を贈りたいと思います。
「げ ん き だ せ!」
とはいえ、大人たちはこの何年にも亘り、君たちの成長を見守りながらも毎週のように楽しませてもらいました。そんなみんなにもう一言だけ、
「たくさんの楽しい思い出を
ありがとう!」